前回、キャンドルの炎がなぜ落ち着くのかについて、「1/fのゆらぎ」という科学的な視点からお伝えしました。今回は、その炎をなぜレイキヒーリングに取り入れることにしたのか、キャンドルアーティストとしての活動とレイキ講師としての活動、2つの顔を持つ私自身の視点からお伝えします。
この記事を読むことで
- レイキヒーリングにキャンドルを取り入れた理由
- 「月あかり」というキャンドルに込めた思い
- キャンドルセットコースの具体的な内容
といった内容がわかるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
キャンドルとレイキ、2つの「灯り」が持つ共通点
レイキヒーリングは、目に見えないエネルギーを扱う技法です。一方、キャンドルの炎もまた、揺らぎながら形を変え続ける、目には見えても捉えどころのない存在です。
前回お伝えした通り、キャンドルの炎には「1/fのゆらぎ」と呼ばれる自然界に存在する不規則なリズムがあるとされ、人の心を落ち着かせる効果があるといわれています。
レイキヒーリングも施術を受けている間に呼吸が深くなり、心身の緊張がゆるんでいく感覚を持たれる方が多くいらっしゃいます。「見えないものが、確かに心身に働きかけている」という感覚を共有している点で、キャンドルとレイキは私の中で自然に結びついていきました。

「灯す」という手順を、ヒーリングの区切りにする
前回の記事では、キャンドルを灯すという行為を「一日の区切りにする」という切り口で取り上げました。灯りを整える時間をつくり、その間は他のことを手放す。この「区切りをつくる」という考え方は、そのままレイキヒーリングの時間にも当てはまるのではないかと考えています。
レイキヒーリングを受けている間、部屋の照明を落とし、代わりに小さな炎を灯す。この手順そのものが「これから、いつもの生活から少し離れる時間が始まる」という合図になります。
炎の物理的な効果を主張するというより、灯すという行為に「区切り」としての意味を持たせるという考え方に近いものです。

「月あかり」というキャンドルに込めた思い
私が手がけているキャンドル「月あかり」は、ミツロウと麻の芯を使用したキャンドルです。満月を思わせる明るい色合いと、灯したときの炎の揺らめきを楽しんでいただけるよう作っています。
また、精油を配合していないため有害物質やすすが出にくく、お子様やペットと一緒に暮らす方にも安心してお使いいただけるように仕上げています。
蜜蝋(みつろう)は、ミツバチの巣から採取される蝋をいう。
ミツバチ(働きバチ)は、蜂蜜の糖分を脂肪細胞で代謝した脂肪などを、第4‐7節腹板にある蝋分泌腺(蝋腺)から鱗状に分泌し、口器で柔らかくこねて巣材とする。当初は透明で、次第に花粉、プロポリス、幼虫の繭、排泄物などが付着して、鮮黄色~黄土色となる。 素材としての利用には、伝統的な太陽熱による陽熱法や工業的な加熱圧搾法で精製され、さらに蒸溜や漂白により得られた局方サラシミツロウは白色をしている。
「月あかり」という名前には太陽のように強く照らすのではなく、夜道をそっと照らす月明かりのように、その人の心にそっと寄り添う存在でありたいという思いを込めています。レイキヒーリングという目に見えない形で寄り添う技法と、この名前に込めた思いは私の中で重なり合っています。

ミツロウキャンドルについて
月のミツロウキャンドル「月あかり」についてより詳しく知りたい方向けに、ミツロウキャンドルに関する情報をまとめます。
【ミツロウキャンドルの歴史】
ミツロウの利用は古代エジプト時代まで遡ります。ミツロウは防水性や保存性に優れていたため、古代の人々はそれを防水加工や保存用コーティング、香料の基材として使用していました。
ローマ時代にはミツロウを使ったキャンドルが広まり、特に宗教儀式や宮廷での照明として重宝されました。キリスト教の発展とともに、ミツロウキャンドルは教会の礼拝や儀式で使用されるようになり、高品質なミツロウは貴重な交易品となりました。
中世ヨーロッパでは、ミツロウキャンドルは富裕層や教会でのみ使用され、一般庶民は動物性脂肪(獣脂)を使ったタローキャンドルを使用していました。ミツロウキャンドルは煙が少なく、匂いも心地よいため、高級品とされていました。
近代以降、安価なパラフィンキャンドルが普及することで、ミツロウキャンドルの需要は一時的に減少しました。しかし、近年のエコ志向やナチュラル志向の高まりにより、再び注目を集めています。

【ミツロウキャンドルの製造過程】
ミツロウキャンドルは、以下の工程で作られます。
① ミツロウの採取
・養蜂場で巣板(ハニカム)からミツロウを取り出します。
・蜂蜜を採取した後に残る巣を集め、不要な不純物を取り除きます。
② ミツロウの精製
・採取したミツロウを湯せんなどで加熱し、液体状にします。
・溶かしたミツロウをろ過し、蜂の残骸やゴミなどの不純物を除去します。
・精製されたミツロウは、黄色(ナチュラル)や白色(漂白)の固形ブロック状になります。
③ キャンドルの成形
型に流し込む方法:液体状のミツロウをキャンドル型に流し込み、芯をセットして固めます。
ディッピング(浸漬)法:芯を繰り返しミツロウに浸し、層を重ねて太くします。
シート巻き法:ミツロウシートを巻いて芯を包み、キャンドル状に成形します。
④ 仕上げ
・固まったキャンドルを取り出し、形を整えます。
・必要に応じてエッセンシャルオイルなどで香り付けを行い、製品として仕上げます。

【ミツロウキャンドルの特徴】
ミツロウキャンドルの特徴は以下の通りです。
1.燃焼時のメリット
・煙が少なく、クリーンな燃焼をする
・ススが出にくいため、空気を汚しにくい
・ほのかな蜂蜜の香りがする
2.環境に優しい
・天然成分100%であり、合成化学物質を含まない
・二酸化炭素排出量が少ないため、環境負荷が低い
・生分解性があり、自然に還る
3.融点が高い(約62~65℃)
・燃焼時間が長く、長持ちする(パラフィンキャンドルよりもゆっくり燃える)

キャンドルセットコースでは何が違うのか
明璃-あかり-では、通常のレイキヒーリング(基本コース)に加えてキャンドルセットコースをご用意しています。
このコースでは「月あかり」を実際にお灯ししながら、レイキヒーリングを受けていただくことができます。ご購入いただいたキャンドルは、その回のヒーリングでご使用いただけるほか、次回以降もご持参いただければ、基本コースの際にキャンドルを灯しながらヒーリングを受けていただくことも可能です。
視覚(灯り)・嗅覚(ミツロウ独自の香り)・そして施術によるエネルギーへの働きかけ。複数の感覚から同時にアプローチすることで、レイキヒーリングだけでは得られにくい、より深いリラックスを感じていただけるのではないかと考えています。
【まとめ】キャンドルを灯す意味を感じる方にお勧め
今回は、レイキヒーリングにキャンドルを取り入れた理由についてお伝えしました。
【今回のポイント】
- キャンドルを灯すという手順を、ヒーリングの時間の「区切り」として取り入れている
- 「月あかり」はミツロウと麻の芯を使用し、そっと寄り添う存在でありたいという思いを込めている
- キャンドルセットコースは、効果を断定するものではなく、区切りとしての時間に意味を感じる方への選択肢の一つである
「これを使えば整う」という話ではなく、灯りを整えるという手順に自分なりの意味を見出せるかどうか——それが、キャンドルとレイキヒーリングを組み合わせる際に大切にしたい視点だと考えています。
ひと息つく夜に、月のミツロウキャンドル「月あかり」
「自分の暮らしでも、キャンドルを灯す時間をつくってみたい」
そう感じた方へ、明璃-あかり-で販売している満月のミツロウキャンドル「月あかり」をご紹介します。

「月あかり」は、ミツロウと麻の芯を使ったキャンドルです。満月を思わせる明るい色合いと、灯したときの炎の揺らめきを楽しめます。
一日の用事をひと区切りつけて、スマートフォンを置く。灯りを眺めながら、しばらく何もせずに過ごす。そんな夜のお供に選んでいただけたらうれしいです。
ご注文をいただいてから製作するため、発送までに1か月ほどお時間をいただく場合があります。商品の写真や詳細は、BASEの商品ページをご覧ください。
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