氣は何でできているのか? 中医学・科学・哲学から考える『情報』としての氣

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レイキ

お客様によっては「効いた」「効果がある」というご感想をいただきますが、レイキを始めとしたヒーリングはそのような効果を保証するものではありません。

また当方のヒーリングは医師法・薬事法における医学的診断・医学的医療を行うものではなく、医療専門家の医療行為を妨げるような行為ではないことも併せてお伝え致します。ご病気や怪我等などございましたら、まずはお近くの医療機関をお頼りください。



「レイキで扱う『氣』とは、そもそも何でできているのだろう」

このブログではこれまで「氣枯れ」「氣の消耗」といった形で、氣という概念を繰り返し取り上げてきました。しかし、氣そのものの正体——つまり「氣とは、一体何によって成り立っているのか」という問いには、まだ正面から向き合っていませんでした。

今回は中医学の視点、現代科学の限界、そして現代哲学的な視点という3つの角度から氣を眺め、そこに共通して浮かび上がる「情報」というキーワードについて考察します。


この記事を読むことで

  • 中医学における氣の定義と働き
  • 科学が氣の「素材」を解明できていない現状
  • 氣を「情報の集まり」として捉える視点
  • なぜレイキヒーラーに「情報の目利き」が必要なのか



といった内容がわかるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。


中医学における氣:「はたらき」としての氣

まず、中医学における氣の捉え方を整理します。

中医学では、氣は世界を構成する基本物質であり、その運動変化によって森羅万象が引き起こされると考えられています。身体に対しては、生命活動を推し進める根本的なエネルギーとして位置づけられ、以下のような具体的な「働き」を持つとされています。

  • 推動作用:生長・発育や、臓腑・経絡の生理活動を推し進める働き
  • 温煦作用:血液循環や体温の維持調節を行う働き
  • 防御作用:外から侵入しようとする病因に対して抵抗する働き
  • 固摂作用:血液や体液が異常に漏れ出さないよう統制する働き
  • 気化作用:体液を汗や尿へと変化させる、物質の転化を行う働き

こうして見ると、中医学における氣とは、「何でできているか」という素材そのものよりも、「どう働くか」という機能・作用として定義されていることが分かります。氣の「実体」を直接指し示す記述は少なく、あくまで身体で起きている現象を通じてその存在が語られているのです。


科学は氣の「素材」を解明できていない

では、現代科学は氣をどう捉えているのでしょうか。

正直にお伝えすると、現時点で科学は、氣が物理的に何でできているのかを解明できていません。 氣に関連する現象——たとえば鍼灸のツボや経絡についての研究は一部進んでいるものの、「氣そのものの素材」を特定した研究は確立されていないのが実情です。

つまり、中医学が「氣のはたらき方」を体系化してきた一方で、科学はいまだ「氣の素材」を明らかにできていない、という非対称な状況にあると言えます。


現代哲学的視点:氣を「情報」として捉える

ここで、もう一つ別の角度からの視点を導入してみます。それが「氣を情報として捉える」という考え方です。これは認知科学者・苫米地英人氏が提唱する「情報空間」という概念とも接続する視点です。


苫米地氏は、私たちが物理的に知覚している「物理空間」とは別に、意味・言語・概念といった「情報」によって構成される「情報空間」が存在すると説き、気功のような実践を情報空間からの働きかけとして位置づけています。

この視点に立つと、氣とは「特定の物質」なのではなく、あらゆる情報の集まりとして捉え直すことができます。中医学が語る「推動」「温煦」「防御」といった『はたらき』も、突き詰めれば身体に対する一種の情報伝達として解釈できるかもしれません

ただしこれは一つの解釈の枠組みであり、科学的に証明された結論ではありません。 しかしながら、

・中医学の「はたらきとしての氣
・科学の「素材を特定できない氣

これら2つの視点を並べたとき、両者に共通するのは「氣を目に見える物質としてではなく、何らかの働きを及ぼす『情報』として捉える」という発想である点は、考察として興味深いところです。


なお、レイキが「靈氣」と呼ばれることからも分かるように、レイキも氣の一種であると考えられます。科学が氣の素材を解明できていない以上、靈氣と氣がまったく同じものかは分かりませんが、共通点が多いことから、レイキも氣に類する性質を帯びていると考えるのが自然でしょう。


なぜレイキヒーラーに「情報の目利き」が必要なのか

氣を情報として捉えるならば、レイキに関わる者は「レイキについての情報」そのものに詳しくなる必要があるということになります。

しかし世の中に広まっているレイキ関連の情報には不確定な内容が多く含まれており、レイキを扱う側自身が、その不確定な情報をそのまま信じ込んでしまっているケースも見受けられます


その為、

  • 現時点で、どこまでが確かな情報で、どこからが予測にすぎないのか
  • どこまでがレイキという技法に関する情報で、どこからが個人の価値観・解釈なのか

こうした線引きを丁寧に行う「情報の目利き」こそが、これまでこのブログで「「神・天使」「パワーストーン」といったテーマを扱う際に一貫して大切にしてきた姿勢でもあります。


氣を情報として捉える視点は、まさにこうした姿勢の土台にある考え方だと言えます。



【考察】氣の正体は未確定だが、『情報』と捉えると理解が進む

今回は、氣が何でできているのかについて、中医学・科学・哲学という3つの視点から考察してきました。

【今回のポイント】

  • 中医学は、氣を「素材」ではなく「はたらき」として体系化してきた
  • 科学は、現時点で氣の物理的な素材を解明できていない
  • 情報空間という視点に立つと、氣を「あらゆる情報の集まり」として捉え直すことができる
  • ただしこれは一つの考察であり、証明された結論ではない
  • レイキに関わる者には、不確定な情報と確かな情報を見分ける「情報の目利き」が求められる



このように、氣の正体について明確な答えを出すことはできません。むしろ、「まだ分かっていないことを、分かっていないと正直に認めること」こそが、氣やレイキと向き合う上で誠実な態度なのではないかと考えます。

「氣は情報である」と仮定すると、「レイキもまた情報である」と考えられる

その上で「氣とは情報である」と仮説を立てていくと、これまでお伝えしてきた内容も幾らか腑に落ちることがあるのではないでしょうか。


例えば『内氣』『外氣』という概念はそれぞれ

・内氣:自分の内側にある『情報』(価値観、常識、観念など)で構成されたエネルギー
・外気:自分の外側にある『情報』(万物を生み出す概念である『自然』)で構成されたエネルギー

と整理することもできますし、『レイキ』もまた「レイキに関する情報」によって構成されたエネルギーと解釈することができます


レイキの情報不足がレイキ全体の評価を危うくするか

そうなると、「レイキがわからない」「感じられない」といった状況が出てくるのは、レイキに関する情報が不足しており、エネルギーを認知できないからと言えるのかもしれません。

そして情報不足を補うために高次元存在の力を借りたり、自分の念を使ったりと『内氣』を強めていき、レイキヒーリングでエネルギー相性問題を発生させてしまう

この先にあるのは

①「内氣を混ぜた『レイキより強いエネルギー』」が広がることで、エネルギー相性から不調をきたす人が出て、レイキ全体の評価が下げられる

②「レイキ」と名付けられたヒーリングが本当にレイキかどうかがわからないため、レイキ全体の評価が下げられるほどヒーラーもクライアントも「より良い結果」を求めて『内氣』を混ぜた『レイキより強いエネルギー』を欲しがる

③内氣が混ぜられたレイキヒーリングがさらに広まることで、エネルギー相性問題の発生確率が上がり、不調をきたすクライアントが累積する

④クライアントからの評価が①、②を助長し、③を増やす


といった流れであり、レイキ全体への大きな損失になりかねません。それはレイキに携わる全ての方にとって避けたい事態のはずですから、レイキに関する確かな情報が伝わることが望ましいと言えます。そして「レイキの確かな情報」は

創始者:臼井甕男氏から連なるレイキの教え、実践録等の情報
科学的視点を取り入れた情報

これらによって評価されるものです。これらは「レイキ×スピリチュアル」でお話ししてきたような『偶像』からの啓示などは含まない概念であり、個人や団体の価値観や観念、すなわち『内氣』の混じる余地のないものです。


ひるがえって「私はスクールでしっかりレイキのことを学んだ」という方であっても、学んだ情報が上記2点に該当しなければ、その知識は事実とは異なり、一部の人間が作り上げた世界観である可能性が出てきます。引用元が不確かな情報や「神様、天使様、龍神様」といった高次元存在とレイキの関わりを示唆するようなものは客観性に乏しいため、社会からの信用度は低くならざるを得ません


このように情報の質によってレイキが本来のものか、カスタマイズされたものかが異なる以上、レイキを構成するものは情報であると考えられます。そのため、レイキを扱う者の姿勢として、レイキに関する客観的な情報を身につけることがレイキを『外氣』(=自然エネルギー)足らしめるものだと言えましょう。



おすすめの書籍

今回の考察をさらに深めたい方には認知科学者・苫米地英人氏による「夢が勝手にかなう「気功」洗脳術: 脳科学から見た「気功」の正体」をおすすめします。

「気の本質はエネルギーであり、その上に載った『情報』によって気の良し悪しが決まる」という考え方を軸に、気功を脳科学・情報空間の視点から読み解いた一冊です。呼吸法や瞑想法といった具体的な実践も紹介されており、理論だけでなく体感を伴って理解を深めたい方に向いています。


なお、著者自身も「気の存在を信じるかどうかは読者の自由」と述べており、断定的な内容ではありません。レビューでも評価が分かれており、独自理論として面白いと捉える読者もいれば、懐疑的な読者もいます。その点はあらかじめご承知おきのうえ、一つの視点として手に取っていただければと思います。

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レイキに「できること・できないこと」。
あるいは「わかること・わからないこと」。

それらの情報をきちんと整理すればヒーラーは安心してレイキヒーリングができますし、受け手側も心配なくレイキエネルギーを受け取ることができます。

誰もがレイキを安心して扱える社会の実現に向けて、この度『氣付きと癒しのレイキ-次にわたしが選ぶヒーリング』を出版致しました。

ぜひ一度手に取ってお読みください。
そしてその内容に共感いただけましたら、この本を広めていただけると嬉しいです。

 


 

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