「独学に限界を感じたので伝授を受けようと思う。でも、講座がたくさんありすぎて、どれを選べばいいのか分からない」
前回、レイキが独学でどこまでできるのか、その限界について解説しました。そこから一歩進むと、次にぶつかるのが「では、数ある講座の中からどう選べばいいのか」という疑問です。
レイキの講座は流派も料金もさまざまで、中には高額な勧誘トラブルも報告されています。今回は、講座選びで失敗しないために知っておきたいポイントを、現役講師の立場から正直にお伝えします。
この記事を読むことで
- レイキの流派にはどんな違いがあるのか
- 良い講座を選ぶための3つのポイント
- 注意すべき講座・勧誘の特徴
といった内容がわかるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。
まず知っておきたい「レイキの流派」の違い
講座選びの前提として、レイキには複数の流派が存在することを知っておく必要があります。
レイキは日本発祥の技法ですが、戦後一時期日本国内での広まりが途絶え、海外へ渡った系統が独自に発展した後、日本に再び伝わったという歴史的経緯があります。そのため、大きく分けて以下のような系統が存在します。
- 臼井式レイキ:創始者・臼井甕男氏の流れを直接汲む系統
- 西洋式レイキ(海外で発展した系統):欧米で独自に体系化され、逆輸入された系統
- 現代レイキ:西洋式の合理性と伝統的な霊気を融合させた系統
ただし、レイキ業界全体を統括する中心的な組織があるわけではないため、流派の呼び方や分類は教える人によって認識が異なることがあります。「西洋式」と呼ぶか「臼井式」と呼ぶかは教える系統によって表現が変わることもある、という点は知っておくとよいでしょう。
この流派の違いに明確な優劣があるわけではありません。 どの流派が正しいかを気にするよりも、次に紹介する「講座選びのポイント」を重視することをお勧めします。
講座選びで大切な3つのポイント
流派以上に大切なのが、
① 内容が「伝授」だけで終わっていないか
② 段階を踏んだステップになっているか
③ 料金体系が最初から明確に提示されているか
という3つの視点です。
① 内容が「伝授」だけで終わっていないか
レイキ講座は本来、エネルギーを受け取る「伝授(アチューメント)」そのものだけでなく、以下のような内容を含むのが一般的です。
- レイキヒーリングの基本的な手順
- 安全な使い方・注意点
- 自分自身のエネルギーを消耗しない方法
- セルフヒーリング・他者へのヒーリングの実践
「伝授さえ受ければ終わり」というシンプルすぎる講座内容の場合、独学記事でお伝えした「エネルギーを消耗してしまうリスク」への対策が学べないまま終わってしまう可能性があります。
カリキュラムの中に、実践や注意点の説明がきちんと含まれているかを事前に確認することをお勧めします。
② 段階を踏んだステップになっているか
多くの講座では「ファースト(初伝)→セカンド(奥伝)→サード(神秘伝)」というように、段階を踏んで学ぶ設計になっています。
通常、各段階の間には新しいエネルギーに身体を馴染ませるための期間(一般的には21日間前後)が設けられます。これは「創始者・臼井甕男氏が鞍馬山での修行を経てレイキに気づくまでの期間に由来する」と言われるところもあるようですが、後述する「自分自身のためにレイキを使う期間」という実践的な理由があります。
そのため「1日で全レベルを取得できます」といった極端に急ぐ講座がすべて悪いわけではありませんが、このステップの意味を理解したうえで、自分のペースに合っているかを確認することが大切です。
(この点については、以前「タイパ時代の時間の価値」という記事でも詳しく取り上げていますので、あわせてご覧ください。)
③ 料金体系が最初から明確に提示されているか
信頼できる講座は、最初の時点で料金の全体像を明確に提示しているのが一般的です。
臼井式のレイキ講座であれば、相場としてはおおよそ10万円前後という水準が一つの目安になります。この金額を大きく超える場合や「まずは体験を」「詳しい料金は説明会で」といった形で最初に総額を明示しない講座には注意を払う必要があります。

補足:レベル間の21日間は何をして過ごすのか
先ほど触れた「レベルとレベルの間に設けられる21日間」について、もう少し詳しくお伝えします。
この期間は、他者にではなくまず自分自身のためにレイキを使う期間と位置づけられています。一般的には、以下のような実践が紹介されています。
- 浄心呼吸法・合掌呼吸法:呼吸を整えながら心を落ち着ける、5分程度の準備運動
- レイキシャワー:頭上からエネルギーを浴びるようなイメージで、全身を浄化する技法
- 基本12ポジションへのセルフヒーリング:頭・顔・胸・お腹など身体の主要な部位に、一箇所3〜5分程度、順番に手を当てていく
なお、21日間毎日欠かさず続けられる方ばかりではありません。実際に「2日しか続かなかった」と悩む受講者に対し、講師が「それでも大丈夫」と答えている例もあるほどです。それでも21日間の実践をお伝えするのは、レイキ伝授直後は『レイキエネルギーへの確信』が強い時期だからです。
以前の記事「「レイキが扱えているかわからない」問題を生み出す原因と対策がわかればレイキの確信が持てる」でお伝えしたように、レイキ伝授後に「本当にレイキが扱えているんだろうか」と悩んでしまうのは、レイキエネルギーへの確信が薄いためでした。
その為、レイキ伝授直後の「レイキが扱えている感覚」が失われていない間に上記の実践を伝え、当人が「レイキは確かにあるんだ」と感じられるように促すのです。また通常レイキ講師は講習内で伝授したレイキが扱えているかを必ず確かめますので、伝授直後の感覚を忘れないようにすればレイキは適切に扱えていると言えます。
完璧に毎日続けることよりも、まずはレイキと向き合ってみる姿勢自体が大切ですので、講座を選ぶ段階からあまり気負いすぎる必要はないと知っておいていただければと思います。

こんな講座・勧誘には注意が必要です
残念ながら、レイキの世界にも高額な勧誘トラブルは存在します。以下のような特徴が見られた場合は一度立ち止まって検討することをお勧めします。
- 段階を追うごとに「特別な講師を招くので追加で〇万円」「あなただけを特別なセミナーに」といった勧誘が繰り返される
- 「これを受けなければ今までの効果が失われる」など、不安を煽って追加の契約を促す
- 事業者としての正式な情報(法人名・所在地・資格を証明できるもの)を明かさない
- 「必ず人生が変わる」「絶対に治る」など、断定的な効果を保証する
信頼できるヒーラー・講師であれば、最初から適正な料金相場に沿った価格を提示し、無理な追加契約を勧めることはありません。 「なんとなく断りづらい」と感じる状況があれば、それ自体が立ち止まって考えるべきサインです。

【まとめ】流派や肩書きより、大切にしてほしいこと
ここまで、レイキ伝授講座を選ぶ際のポイントについて解説してきました。
【講座選びのポイント】
- 伝授だけでなく、実践・注意点まで含む内容になっているか
- 段階を踏んだステップの意味を理解し、自分のペースに合っているか
- 料金体系が最初から明確に提示されているか
【注意すべきサイン】
- 段階を追うごとに追加費用を求められる
- 不安を煽る勧誘がある
- 事業者情報を明かさない
- 断定的な効果を保証する
流派の違いや肩書きの立派さよりも「この人は誠実に情報を開示しているか」「この人と学んで安心できるか」という視点を大切にしていただければと思います。
明璃-あかり-では、初級・中級・上級それぞれのレイキ講習を、料金・内容を明確にした形でご提供しています。ご自身のペースに合わせて、まずはお気軽にお問い合わせください。
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