レイキを扱うには情報だけでなく伝授が必要。レイキの伝授と注意点について解説します

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レイキ

自書『氣付きと癒しのレイキ-次にわたしが選ぶヒーリング』を著したことで、私の周りにもレイキに関心を持たれる方が増えてきました。


その中で質問されたのが

「レイキの情報をこれだけ書いていたら、この本を読んだだけでレイキが使えるようになるのでは?」

というものでした。


そこで今回はレイキの伝授と注意点についてお話しし、レイキの情報だけではレイキを扱えない理由について解説します。


レイキが扱えるようになるために必要な『伝授』

レイキを扱えるようにする営みを『伝授』(アチューンメント)と言います。

またアチューンメント(attunement)とは「調和、適合、同調」という意味の単語であり、スピリチュアルの文脈では波動調整と言われています。


伝授を終えて初めてレイキが使えるようになるため、どれだけ情報を集めてもそれだけでレイキを扱えるようにはなりません。稀に伝授する前からエネルギーを感じ取れる方もいますが、それは本人の感受性が豊かだった為です。

例えるならクラウドサービスのようなもので、クラウド上にある情報を使うためにはサーバへのアクセス権が必要であるのと同様、レイキもレイキが存在するとされる高次元へのパイプを繋ぐために伝授が必要なのです




また、中には「シンボルやマントラを知るだけで使える」といった、伝授なしでレイキが扱えるような解説をするスクールや書籍もあるようですが、よほどのことがない限りレイキを伝授なしで扱うことはできません


それは、仮に伝授なしでレイキが扱えるようになった場合は、

好転反応が本人の予期せぬタイミングで訪れる
レイキ(あるいは別のエネルギー)を本人の意思に関係なく刷り込まれる可能性が出る



こうした状況を想定すれば、「可能かどうか」だけでなく「行って良いか」という倫理的問題があることがわかります


「伝授なしでレイキを扱える」とおっしゃるレイキティーチャーや師範は、善意で「レイキを扱えた方が良いだろう」と考えてそのように行動するのだと思いますが、レイキエネルギーに善悪(人間の判断基準=内氣)はありません。

その良し悪しを伝授側が一方的に判断することは、伝授される側の権利を無碍にする行為とも取られかねませんので、精神向上を旨とするレイキ実践者の目指す姿とは言い難いでしょう。


改めて、レイキの伝授は、特定のプロセスを経て行われます。


伝授内容については秘匿されているためお伝えすることは叶いませんが、初級講習にてレイキ伝授が受講者の一番の目的となるため、レイキ伝授がつつがなく行われるよう、静謐の中でレイキが自身の中に流れてくる感覚に満たされていく姿を拝見します


伝授(アチューンメント)は危ない?

今の時代、伝授を受ける前にネット検索で「アチューメント」と検索したところ、「アチューメント 危険性」といった予測ワードを見かけるかと思います。


「アチューメント 危険性」の検索結果




散見されるアチューメントの危険性に対しては、以下にまとめられます。


①好転反応が起きる
②詐欺被害に合う、合いそうになった



伝授に直接関係する危険性は①の好転反応のみで、伝授を行う人間による危険性が②となります。


①好転反応とは?

前提として、日本におけるレイキヒーリングは医師法・薬事法に定められる法を遵守し、治療やその効果を謳うようなものではありません。また医師等の有資格者による医療行為等を妨げるものでもありません。

リラクゼーションの一種であり、自然治癒力の活性化に伴い個々に反応が現れることが実証的に示されている類のものです


好転反応とは「治療の過程において改善に向かう中で起こる、一時的に悪化した身体反応のことを指す言葉」を言います。ただし好転反応には科学的根拠はなく、過去に健康食品等で「好転反応」という概念を用いて健康被害の矮小化が行われたことがあります。





レイキ伝授で好転反応のような状態が起きるのは稀で、伝授後にエネルギーが作用することで「気分が悪くなった」「体調を崩した」といった体験談をいくつか見聞きします。

しかしレイキは法律上治療ではありませんから、それらは好転反応ではなく「好転反応に類似した状態」と呼ぶ方が適切でしょう。


その類似した状態への対処法として


水分を多めに摂る
安楽な姿勢で体を休める



といった対応を取ると良いと言われています。そして体調不良が長引くようなら好転反応だと思い込まず、お近くの医療機関への受診をお勧めします






次に出てくる疑問は「なぜ治療行為ではないにもかかわらず、好転反応に類似した状態が起きるのか」です。

言い換えれば「何によって好転反応に類似した状態が引き起こされるのか」について考えることが好転反応に関する諸問題への解決につながる、ということです。


レイキにまつわる体調不良には『内氣』が関わるケースがあります。


以前こちらでもお話しさせていただいたように、内氣とは「自分の内側のエネルギー。思考、精神、感情、体調など」であり、エネルギーを送る側と受け取る側の相性によって、時に望まない結果を生み出すことが経験則としてわかってきています

内氣の強いエネルギーヒーリングを受けた方が顔を青くしてヒーリングを止め、その場にうずくまる姿を、私自身目の前で見たことがあります。その際は師が背中を叩きながら邪氣切りをして事なきを得ましたが、相性を考慮しない内氣にはリスクが伴うことを肌で感じました。


こうした事例は他にも見られ、ヒーリング界隈でいかに「外氣と内氣」が配慮されていないかを感じますし、意図的かどうかに関わらず、その事実が『好転反応』という概念によって覆い隠されてしまっているのが実情ではないかと考えます。


②詐欺被害に合う、合いそうになった

『内氣』のことがわかると「何がレイキで、何がレイキでないのか」という真偽が見極められるようになります。

レイキであるものはレイキの情報で判別できますが、レイキでないものはレイキの範疇外ですので考慮するまでもなく除外すると、レイキに関する詐欺に遭わなくて済みます。


例えば「レイキには〇〇様(神、天使、龍神などの高次元存在)がついている、授かったものである、加護を受けている」といった主張は、

レイキエネルギーとは何か
高次元存在の正体



この二つを押さえていればその真偽は明白となります。


それがどれだけ著名な方・団体が展開する世界観であっても「自然の摂理に適うかどうか」には抗えません。なぜなら高次元存在の正体を知らない人々の語る高次元存在は『内氣』(=自分たちの価値観)であって現実ではないのですから、時間の経過とともに淘汰される運命なのです。


また「レイキで運氣(金運、仕事運、恋愛運など)が上がる」といった主張も同様で、そのものの定義を理解すれば、それが実現可能かどうかは聞かなくともわかるのです




このように詐欺被害に遭わないようにするためには、自ら知識をつけることが欠かせません。詐欺師が詐欺をしなくなることが望ましいですが、人の望みを利用して利を得るのが詐欺師ですから、そうした望みを抱くこと自体が思うツボです。


ですから、私たち自身でしっかりと知識を身につけて自衛することが大事であり、冒頭で伝授(アチューンメント)について学ばれたあなたであれば、もう伝授による詐欺は自分で見極められ、回避できるようになっています





レイキの情報はレイキの主要団体のテキストを基準に、レイキの書籍で少しずつ肉付けしていくと良いでしょう。ただし「〇〇レイキ」と名の付いたものはレイキに独自のエネルギーを加えたり、改良を加えたものだったりと情報の信憑性が定かでないものも多いため注意が必要です。

参考までにレイキの情報源として有用な書籍をいくつか並べておきますので、氣になる本は実際に手に取って読んでみてください。


【まとめ】レイキ伝授の感動を体験するために

今回はレイキの伝授と注意点についてお話しし、レイキの情報だけではレイキを扱えない理由について解説しました。


今回の話をまとめると


・レイキを扱えるようにする営みを『伝授』(アチューンメント)と言い、伝授をして初めてレイキを扱えるようになるため、レイキの情報を集めるだけではレイキは扱えない。

・伝授によってレイキが扱えるようになる構造はクラウドサービスに似ており、伝授はサーバへのアクセス権の役割にたとえられる。

・アチューメントの危険性には「好転反応」と「詐欺被害」があり、どちらも『内氣』が関わってくる。

レイキ伝授で好転反応が起きるケースは稀であり、伝授後に体調不良等が起きる場合はティーチャーの内氣との相性が合わなかったケースが考えられる。またその相性の不和を、意図的かに関係なく「好転反応」という概念で覆い隠している可能性もある。

・伝授による詐欺は、受け手側の知識武装によって防げる




このように整理すると、レイキ伝授が危ないのではなくレイキを伝授する人間に課題があることが見えてきます。


つまり今回取り上げた『伝授問題』は

レイキティーチャー自身が知識を磨き上げることに期待するのと同時に、レイキを選ぶ人々の事前学習も必要である

という事情を浮き彫りにしている、とも言えます。


自分が必要とするものに対する事前学習はレイキに限らずあらゆる分野で求められる姿勢ですから、レイキに関してはこの『明璃-あかり-』のホームページ等を有効利用してください。






そうして知識を蓄え、自ら目利きしたレイキティーチャーから適切にレイキを伝授された先には、これまでには想像もつかなかった人生が待っています。


なぜなら。


レイキを伝授される際に味わうエネルギーとの一体感だけでなく、伝授後に自分の意思でレイキエネルギーが両手から出せていることを実感できた時の喜びは、この世界を動かす仕組みの一部が手のひらに収まったかのような未知の体験となるからです。


その体験から得られる感動がレイキヒーラー誕生の証とも言え、長きに渡る実践の日々の始まりの合図でもあるのです


レイキに「できること・できないこと」。
あるいは「わかること・わからないこと」。

それらの情報をきちんと整理すればヒーラーは安心してレイキヒーリングができますし、受け手側も心配なくレイキエネルギーを受け取ることができます。

誰もがレイキを安心して扱える社会の実現に向けて、この度『氣付きと癒しのレイキ-次にわたしが選ぶヒーリング』を出版致しました。

ぜひ一度手に取ってお読みください。
そしてその内容に共感いただけましたら、この本を広めていただけると嬉しいです。


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