レイキの歴史を知れば、レイキの真実も見えてくる

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レイキ

レイキは怪しい」と言われがちですが、レイキの歴史を知ればその考えも改まることでしょう。


何故ならレイキの歴史を振り返ることは、自ずと「戦前・戦後」の日本医療の変化について知るきっかけにもなり、なぜ現在レイキが多種多様となり、人によって評価が分かれるのか。その理由にもつながっていくからです。


そこで今回はレイキのたどった歴史について、一緒に見ていきたいと思います。
ところどころ、捕捉説明としてnoteに書いた記事を載せておりますので、併せてご覧ください。


レイキの歴史・年表

レイキの歴史を大きく分けると、その内容は


・レイキ発見以前
・レイキ1期(臼井甕男氏)
・レイキ2期(林忠次郎氏)
・レイキ3期(高田はわよ氏)
・レイキ4期(一般・オカルトへの分岐)
・レイキ5期(逆輸入・名詞化)



といった形に分けられます。


下の年表はレイキの歴史、その全体感をつかむ「おおまかな流れ」としてご活用ください。

レイキの歴史 ①レイキ発見以前

レイキの創始者・臼井甕男氏がレイキを発見する以前にも、「目に見えないエネルギー」によって人を治療する術として


手当て療法
霊子療法


など、さまざまな療法が開発されていました。



また西洋科学が日本に普及するにつれて、この「目に見えないエネルギー」への真理究明も行われるようになりました。

それまで日本で培われた伝統的な自然観と合わせて『靈氣』という言葉が用いられたり、生物学的知見によって靈氣を人間の身体内部の構造に取り込んだりと、研究が盛んに行われていたことがうかがわれます。


レイキの歴史 ②レイキ1期 臼井甕男氏

靈氣の創始者である臼井甕男(うすいみかお)氏は「人生の目的とは何か」を探求する中で「安心立命を得ることである」という認識に到達しました。

安心立命とは、人力を尽くしてその身を天命に任せ、どんな場合にも動じないこと。あんしんりつめい。

安心立命/コトバンク



その為に京都の寺で座禅修行に励み、いよいよ断食を開始して3週間目の深夜、落雷のような衝撃と金色のマントラを見るといった不思議な体験をしました。

その後

私は宇宙だ、そして宇宙は私だ」(宇宙即我、我即宇宙)

という声が山全体に響き渡る感覚を持って、求めていた悟りの境地をが完成したと感じたそうです。


また下山中に木の根につまずき足の爪が剥がれた箇所に手を当てると即座に痛みが取れたり、虫歯に苦しんでいた人に手をかざすと痛みが止まったりと次々に不思議な体験をしていきます。

こうして臼井氏は癒しの力(靈氣)が自分に与えられていることに気づいたのです。



その後「今このような癒しの力を与えられたのは、誰でも出来る手当て療法を入り口として安心立命への道を伝えるようにという天からの啓示に違いない」と考えるようになり、靈氣療法と名付け、教え(五戒)と指導体系を創って『臼井靈氣療法学会』を設立されました。

レイキの歴史 ③レイキ2期 林忠次郎氏

臼井氏よりアチューンメント(レイキを授かること)を受けて師範となった林忠次郎氏は、臼井氏の勧めにより靈氣療法に新しいスタイルを取り入れました。


例えば、それまでは座って行われていた靈氣療法をベッド方式に改めたり、マンツーマンの治療を複数による血ように変更しました。

また東洋医学による全身の経絡をはじめ、ツボ、チャクラなどのエネルギーセンターも重視し、ヒビキが出やすい場所を手当する「療法指針」を作成しました。

レイキの歴史 ④レイキ3期 高田はわよ氏

元々胆のう障害と診断されていた高田はわよ氏は、手術のため来日しました。

そこで「手術をする必要はない」との声を聞き、看護師さんに「手術をしなくても良い方法はないか」と尋ねたところ、林忠次郎氏を紹介されたと言われています。

約8ヶ月に及ぶ靈氣療法により病気は完治。その後は林氏の診療所で1年間滞在して靈氣療法を学びました。その後ホノルルで個人診療所を開設し、林氏より師範認定を受けました。


しかし真珠湾攻撃から激化した第二次世界大戦を経て、日本における靈氣療法は壊滅状態に陥ります。高田氏も多羽病を患い、靈氣の継承者が途絶えることを懸念し本格的に師範(レイキティーチャー)の養成を開始しました。


高田はわよ氏の存在がなければ靈氣療法が今日のように訪米各国で普及することもなく、日本へ逆輸入されることなく一部の継承者による秘術のような扱いとなっていたかも知れません。


また高田はわよ氏が日本に滞在していた頃に書かれたメモが残っており、そこには


レイキを集中させる為には、言葉の面、想念の面ともに、思考を浄化しなければならない
「そして、エネルギーが内面からわき起こってくる為には、瞑想する必要がある


といった精神的な教えが説かれていました。

レイキの歴史 ⑤レイキ4期 一般・オカルトへの分岐

高田はわよ氏が養成した22人のレイキティーチャー達のうち、21人が集結し、孫であるフィリス・レイ・フルモト氏を中心に『レイキ・アライアンス』(海外での主たるレイキ団体)を設立。

また残る一人のレイキティーチャー、バーバラ・ウィーバー・レイ氏(文化人類学者)は『アメリカン・インターナショナル・レイキ・アソシエーション』(現在のラディアンス・テクニーク)を設立しました。


この2団体の功績により、西洋式のレイキ療法は世界的な知名度を持つまでに劇的発展を遂げます。

特に治療技術としてのレイキ療法には工夫と改良が加えられ、現代医学との連携が行われたり、ボディワークに取り入られるまでになりました。



一方で靈氣発祥の地、日本では1980年にオカルト・不思議現象の情報誌「トワイライト・ゾーン」にレイキが掲載される状況でした。


レイキの歴史 ⑥レイキ5期 逆輸入・名詞化

1993年にフランク・アジャバ・ペッター氏と小林真美氏が日本国内でレイキティーチャーまでの完全な講習を開始し、西洋式レイキを逆輸入する形で日本でもレイキが普及していきました。


現在、全世界に1000万人以上のレイキプラクティショナーおよびレイキティーチャーが存在し、特に欧米ではレイキ療法の認知度も高く、大学や医療の現場でも活用されるまでに至っています。

例えば英国では医師の連携のもとレイキ療法に健康保険が適用されたり、米国では医療系の大学にてレイキ療法の授業が行われるなど、海外においてレイキは市民権を得つつあります。



一方で日本ではまだ「怪しいもの」という扱いであり、厚生労働省においても「科学的に証明されていないが、安全だと思われるもの」といった扱いになっているのが現状です。


また近年では、純粋なレイキエネルギーに独自のエネルギーを加えた「〇〇レイキ」といった『名詞化』したレイキも見受けられます。


この「名詞化したレイキ」はレイキを基にした、あるいは独自のエネルギーに融合させたものを使用しているため、純粋なレイキよりも統計データに乏しく、その効果はより限定的・体験的に語られるのが特徴と言えます。

レイキエネルギーは他のエネルギーとの親和性が高く、独自のエネルギーが混ぜ合わさればそのエネルギーを強める可能性がありますから、「相性が合うか」が鍵となるでしょう。


まとめ レイキの歴史を知れば、レイキの真実も見えてくる

今回はレイキの歴史と、それぞれの特徴を見ていきました。


ここで注目すべきはレイキ2期、林忠次郎氏(戦前)までの靈氣療法は病気治療を目的としていたことです。高田はわよ氏が胆のう障害で来日した際、靈氣療法にて約8ヶ月で完治したことからも、当時の靈氣療法は病気に対して効果があったことがうかがえます。

それが戦後、敗戦国となった日本ではGHQによる医療制度改革によりアメリカの医学が推し進められた結果、医薬分業法などの施行を経て、科学主義的ではないレイキをはじめとした民間医療は「怪しいもの」とされ、継続が困難な状況になっていったのです。


これが現在においても「科学的根拠に基づいた医療」が重視される一方で、その他の代替医療が怪しいものとされる遠因と言えますし、医師法・薬事法において代替医療の「治療効果」を謳うことは禁じられています。



エネルギー(自然)は人の定めた法によって性質を変えるか

ここで考えていただきたいのは、以下の五点です。

①エネルギーをはじめとした「自然」の産物が、人間の作り出した「法」によってその性質を変化させるかどうか
海外と日本でエネルギーの性質が変わるかどうか
科学的根拠に基づいた医療によって日本人の健康状態はどのように変化したか
④医療・保険制度を改革した結果、現行の日本の医療・保険制度によってどのような生活になったか
⑤2020年以降、医療においても「偽・誤情報」が飛び交うようになったのは何故か



一つひとつ調べ、考える中で「レイキとは何か」、その輪郭が見えてきます。

少なくとも「怪しい」だけのものでは海外で広がりませんし、大学や医療現場で用いられることもあり得ません。まして人の作り出した法が自然の摂理を捻じ曲げることは不可能です。


空氣はどこで吸っても空氣ですし、電氣はどこで使っても電氣なのです。
人の手が加えられなければ。


科学的治療法にも限度はある

また、厚生労働省の令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況においては、死因順位の第1位は「悪性新生物(腫瘍)」、 第2位は「心疾患(高血圧性を除く)」、第3位は「老衰」となっています。

さらに同図6「主な死因別にみた死亡率(人口10万対)」の年次推移を見るだけでも、「悪性新生物(腫瘍)」「心疾患(高血圧性を除く)」は右肩上がりとなっていることがわかります。


悪性新生物(腫瘍)の治療法には「手術療法」「放射線療法」「化学療法(抗がん剤)」「免疫療法」があるものの、それらを持ってしても死因順位第1位は昭和56年以降変わらない状況にあります。






その他にも、日本の超過死亡者数については2020〜2023年の3年間で約20万人を突破し、異例の増加を見せています。


その理由として


「新型コロナの検査法,RT-PCRの感度が低いとか,検査を受けに行くと感染し流行が拡大するから検査は控えるべき,というような医学的に誤った情報が流布し,また,政府の専門家会議も検査の重要性に触れなかったため,新型コロナと正しく診断されていない死亡例も多数あった


とする意見もあれば


「新型コロナ感染以前の2019年と2023年の死亡数を比較すると日本は15.4%増加しているが、ドイツは9.5%、イギリスは8.6%と日本を大幅に下回っていることがわかる。日本の死亡の拡大が突出しているのだ。なぜこのようなことが起きるのだろうか。原因はワクチン接種を日本では今も続けているからだろう


という意見もあり、ひとえに「科学主義的医療」の枠組みであっても、見方によって異なる部分も出てきます。


超過死亡率、超過死亡とは、特定の母集団の死亡率(死亡者の数)が一時的に増加し、本来想定される死亡率(期待値)の取りうる値(信頼区間)を超過した割合のことである。

超過死亡は通常、感染症(特にインフルエンザやCOVID-19のパンデミック)、熱波や寒波などの異常気象、災害、戦争、喫煙や大気汚染、肥満などによって引き起こされる。

超過死亡は、例年から予測される死者数と、実際に報告された死者数を比較した場合の増加分であり、特定の感染症や災害による直接・間接的な死者数を予測することができる。

超過死亡者数/Wikipedia




こうしてみていけば科学主義的治療法があれば100%人が助かる訳でもなく、科学的根拠に基づいた医療にも多様な見方があり、それだけに確実ではなく限度があることが見えてきます。

「100%」がないからこそ、レイキという『可能性』が必要になる

ここまでの話をまとめます。

⑴レイキが発見される前から日本では伝統的に手当て療法など「目に見えないエネルギー」を用いて病に対応していた。
⑵臼井甕男氏により靈氣が発見され、「安心立命の道」への入り口として靈氣療法が設立された。
⑶病気治療として発展するが、第二次世界大戦を境に「世界に広がり、日本では怪しまれる」ものとなった。
⑷科学主義的医療が台頭するも、今なお日本の医療ではカバーしきれない部分がある



レイキの歴史を知り、レイキが社会でどのように扱われるようになったかに触れたことで、あなたには今の日本医療に対して思うところが様々あるかと思います。

もしかしたらあなた自身が科学主義的医療の被害者かもしれませんし、ご家族が大変な目に会われたのかもしれません。はたまた友人・知人が知らず知らず被害にあわれているのかも。


事実として新型コロナワクチンを1度でも接種された方は国民の約8割にのぼりますし、ワクチン後遺症に日々悩まれたり亡くなられたりする方も少なからずいらっしゃいます。





こういう時代だからこそ「選択肢を多く持つ」ことが生きる上で重要だと言えます。


科学主義的医療とは「数字で再現される科学の範疇のみで行われる医療」のことであり、こちらでもお話ししたように、その科学が物質の最小単位である『素粒子』について解明できている部分は約5%と言われています。


つまり科学主義的医療とはこの「5%の範疇」で『判明していることのみを扱う医療』であり、残り95%の部分については「原因不明」と処理される医療だとも言えます。


もし自分が患った病が「5%の範疇」から外れた未知のものであった時、あなたは「原因不明」と処理された病に対して処方された、「ひとまずの薬」によって奇跡を願う道を選ぶことになります。

しかしここにレイキを始めとした『別の選択肢』があれば「5%の範疇外」から望む結果を得られる可能性が出てきます。





量子力学における二重スリット実験においても二つのスリットのうち片方のみに粒子を飛ばした時、もう片方のスリットが閉じている場合の粒子の集まりと、スリットが空いている場合の粒子の集まりには違いがあることがわかっています。

それは「選ばれない選択肢がある」というだけで「選ぶ選択肢に影響を与える」ことを意味しますから、レイキという『可能性』を持つだけでも、あなたの人生には何かしら影響を与える、という話になります。


そしてそれこそ、僕が「レイキを選択肢の一つに加えてほしい」と願う理由となります。


まずは現代医療の力を借りつつ、そこでは解決しない領域をレイキや他の代替医療で補うことで、変化の激しいこれからの時代に心強い備えを手に入れられるでしょう。


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